第19話:笑える日が増えていったこと
〜心が少し軽くなったとき〜
前回の第18話では、「誰かに自分のことを話してみたいと思えた日」について書きました。
人と関わりたいと思えるようになることは、私にとってとても大きな一歩でした。
今回はそこからさらに進んで、
「笑える日が増えていったこと」について書いていきます。
◆笑うって、こんなに難しかったっけ?
うつがひどかった時期、私は笑うことを忘れていました。
テレビのバラエティを見ても、漫画を読んでも、何も面白くない。
「なんでみんな笑えるんだろう」とさえ思っていました。
でもある日、買い物帰りに犬の散歩中のおじさんが犬と一緒に転びかけて、
とっさに「ふふっ」と笑ってしまったんです。
ほんの一瞬のことだけど、笑ったあと「今、笑えたな…」と気づいて、
なんだか胸がじんわり温かくなりました。
◆心に余裕が少しずつ戻ってきた
笑える日が増えたのは、きっと心に余裕が戻ってきたから。
疲れ切っているとき、心がいっぱいのとき、
人は笑うどころか周りのことなんて見えなくなってしまいます。
でも少しだけ心にスペースができたとき、
他人の何気ない一言や、空の色、風の匂いに
「ふっ」と反応できる瞬間がやってきました。
私はその感覚を大事にしようと思いました。
たとえ小さな笑いでも、それは立派な回復の証だと。
◆私が使ってよかったサプリのこと
心の疲れを取るために、私は【リラックスサポートサプリ】を飲んでいました。
GABAやテアニン、マグネシウムなど、心の落ち着きを助ける成分が入っていて、
不安な夜やストレスが溜まった日に役立ちました。
もし興味がある方がいれば、こちらを参考にしてください。
もちろん、サプリは魔法の薬ではありません。
でも「自分をケアするための手段がある」と思うだけで、
私は少し楽になれた気がします。
◆まとめ
笑える日が増えるのは、回復のサイン。
自分を責めず、少しずつ歩いていけば、
心はまた柔らかく、軽くなっていくんだと知りました。
次は、未来の自分を少し期待できるようになったときのお話をしたいと思います。
次回予告:
第20話「未来の自分に期待できた日」
どうぞお楽しみに。
▼ 前話はこちら → 第18話「誰かに自分のことを話してみたいと思えた日」